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たよれる老後の収入・老齢基礎年金

年金

年金のキホン

老後になると現役世代の時のように収入を得るのは大変なもの。

貯蓄と年金で生計をたてる人も増えていきます。

そのとき頼りになるのが老齢年金です。

基礎給付のほか障害給付や遺族給付があります。

年金を受け取れるようになると、受給開始年齢(65歳の誕生日)に達する3ヶ月前に年金を受け取るのに必要な年金請求書が郵送されます。

これには年金加入記録が表示されていますので、納付の漏れ等がないか確認をしましょう。

年金を請求したい場合には、紙の請求書を年金事務所の窓口や郵送で提出するか、電子申請で申請します。

紙で提出する場合には、必要事項を記入して受給開始年齢の誕生日の前日以降に、添付書類とともに提出しましょう。

ところで年金には時効があることをご存知でしょうか。

年金を受け取れるようになったときから5年を過ぎると5年を過ぎた分については年金が受け取れなくなる場合があるので注意が必要です。

必要な方は早めに請求をするようにしましょう。

 

年金請求書の提出の後、1から2ヶ月後に「年金証書年金決定通知書」が送付されます。

さらにその1から2ヶ月後に年金の支払いの案内「年金振込通知書年金支払通知書または年金送金通知書」が届き、年金の支払いが始まります。

年金は受給権が発生した月の翌月分から受け取ることができ、偶数月の15日に前月と前々月の2ヶ月分の年金がまとめて支払われます。

支給日が土日祝日の場合はその直前の平日に支払われます。

老齢基礎年金受給のための資格期間

老齢基礎年金の受給を受けるためには保険料の納付済期間をクリアしている必要があります。

受給のための納付期間は、保険料納付済期間+免除期間+合算対象期間が合わせて10年以上で必要です。

受給年齢は65歳からが基本ですが、繰上げ・繰下げ受給も可能です。

その際、年金額の増減がありますので注意が必要です。

老齢基礎年金の年金額の計算

年金を納める期間は20歳から60歳までの間と決まっていますが(追加して未納分などを納める場合は別途)、すべて収める(480ヶ月)と満額の年金を受給することができます。

令和7年度の満額は831,700円(月額69,308円)です。

計算式は、

831700×(保険料納付済月数×半額免除月数×2/3+全額免除月数×1/3)/480ヶ月

となります。

年金の繰上げ・繰り下げ受給

年金受給年齢は65歳からですが、それよりも早く(繰上げ)、それよりも遅く(繰り下げ)て受給することができます。

それぞれ元の年金額を金額が変わることに注意しましょう。

 

繰上げ受給・・・60歳から64歳までの間に受給を開始することができますが、繰上げした月数に0.4%減額された金額が生涯続きます。

老齢厚生年金と同時に行う必要があります。

 

5年繰上げた場合・・・5×12×0.4=24%

 

繰下げ受給・・・66歳から75歳に受給を開始することができます。

繰下げした月数に0.7%上乗せされた金額が生涯続きます。

繰下げ受給の申請は66歳到達日以降に行います。

繰下げは老齢基礎年金と老齢厚生年金と別個に行うことができます。

どちらか一方だけでも可能です。

 

10年繰下げた場合・・・10×12×0.7=84%

 

注意点・・・繰上げ・繰下げ受給をした場合は取り消しや受給開始年齢の変更をすることはできません

また、66歳以前に遺族年金や障害年金受給権を取得している場合は繰下げ受給をすることはできません。

付加年金

付加年金とは1号被保険者と任意加入被保険者が基礎年金にプラスして付加年金を支払うことで将来の年金額を増やそうという制度です。

付加年金額は月額400円で、付加年金納付月数×200円が基礎年金にのせて支給されます。

老齢基礎年金を繰上げ・繰下げ支給すると付加年金の金額も同様に変更されます。

付加年金と国民年金基金の併用はできません。

どちらか一方のみです。付加年金を2年以上納めると受給2年目以降に納めた分より支給される分が上回ります。

 

400円×24ヶ月=9600円 2年間支払った総額
200円×24ヶ月分=4800円×2ヶ月分=9600円 基礎年金に追加される金額

ねんきん定期便

毎年誕生日月にねんきん定期便というものが発送されます。

50歳未満(35歳・45歳以外)の場合は保険料納付額・月別状況(直近13月)・年金加入期間・これまでの加入実績に応じた年金額が、50歳以上(59歳以外)の場合は保険料納付額・月別状況(直近13月)・年金加入期間・老齢年金の種類と見込額がハガキにて郵送されます。

また、35歳・45歳時には保険料納付額・年金加入期間・これまでの加入実績に応じた年金額・これまでの年金加入履歴・月別状況(全期間)が、59歳時には保険料納付額・年金加入期間・老齢年金の種類と見込額・年金加入履歴・月別状況(全期間)が封書にて送付されます。

まとめ

老後の資金低下を補うために年金は欠かせないものです。

自分の納付状況がどのようになっているのか確認をしておきましょう。

未納期間があった場合は追納など後から払いが可能な場合があります。

将来の年金見込み金額も含めたライフプランをざっとでもいいですから立てておくことが大切ですね。

 

FP taro

昭和生まれのファイナンシャルプランナー
静岡県在住
ロードバイクでのカフェライドが大好物
社会保障と資産運用・保険

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